こんにちは、1月2日から中小企業診断士の勉強をはじめたぐーちゃん(Twitter)です。
・30歳主婦
・元事務員
・学歴低め
・実家は東北
・両親は健在
今回の勉強日記は、こんな私が、父へ「資格取ります宣言」をするところからスタートいたします。
30歳になってから(わりと)難しい試験に挑戦する娘に、父はどんな反応を示すのでしょうか?
- ■お父さんは資格ホルダー
- ■TACスピード問題集「企業経営論」一周目終了
- ■スピード問題集から入るのは、社会人に合っている方法
- ■「企業経営理論」中二病心を刺激する単語ランキング5選
- ■まとめ 1/4~1/8の進捗
- ■次は財務・会計に着手するよ
■お父さんは資格ホルダー
お正月の挨拶も兼ねて、実家へ帰省する。さむい。
(雪化粧の檜原湖。寒さがきびしくも、美しい光景です。)
迎えに来てくれた父へ、中小企業診断士の勉強をはじめましたと宣言。「なぜその資格が取りたいのか?」という動機を聞かれたので、素直に答える。
(私が中小企業診断士資格を取りたい理由は「低学歴のライターだけど、中小企業診断士を目指そうと思う。」にてお伝えしています。)
そして、一通り話が終わると、「自分も、キャリアカウンセラーの国家資格を取ろうと思う」とカウンターが飛んでくる。
父は、今年61歳。いまは地元の人材業界の営業職として働いている。
そして、なかなかの資格ホルダーでもある。人材業に関連するものから、趣味にまつわるものまで25種類の資格を持っている。
たとえば、
- 安全衛生推進者
- 派遣元管理者
- 心理相談員
- 神社検定3級
- タイ古式マッサージ etc...
55歳を超えてから取得した資格もおおい。
父さんの良いところは、知識欲に素直なところだ。もちろん、業務上必要な資格はあるので、仕事のために勉強しているところはあるかもしれないが、その他の資格については、取りたいから取る。やりたいからやる。それだけ。
休日も好きなことを勉強している父の姿を見ながら育ってきた。だからこそ、私は「勉強は最高の暇つぶし」と、とらえているフシがあるのかもしれない。
ーーーーと、いいことを書いているが、NHKの連ドラが大好きな普通のおじさんです(笑)
さて、勉強の進捗のご報告をば。
■TACスピード問題集「企業経営論」一周目終了
前回同様、スピード問題集から入りわからないところを掘り下げる戦略で、問題をどんどん進めていく。
組織論は会社あるあるな光景が浮かび上がってきて面白かった。ただ、組織構造論はまだ難しい。
マーケティングは、新しい知識がいっぱい。専門用語がまだ覚えきれていない感がある。知識に接点が持てたかなぁくらい。
まだ歯抜けになっている知識も多いが、サクサク勉強できたのでありがたい。
■スピード問題集から入るのは、社会人に合っている方法
今回、「ひとまずスピード問題集から入る」という勉強方法をためしにやってみたが、良かったと思う。
強み:イヤにならない。わからないところだけ重点的に学習できる。
企業経営理論は、これまで会社員として働いてきた方には、なじみのある知識も多いと思う(事務OLだった私ですらそうだった。)
おもしろいのは、「概念自体サッパリ!何が書いてあるかわからない!」という問題もあれば、「これまで身近で起きていた現象を専門用語に言い換えるだけで、解けた」という問題もあることだ。
だから、学歴が低いタイプの社会人にとっては、「自分の知識のばらつき度をまずは知ること」や、「経験を経済用語に言い換えること」を優先するためにも、スピード問題集から入ることは、アリよりのアリと言える。というのが勉強した感想だ。とはいえ、弱みもある。
弱み:全ての出題範囲をカバーできているわけではないこと。
というわけで、企業経営理論は、次は過去問の演習へ進もうと思います。と同時に二次試験も見据えなければ。
■「企業経営理論」中二病心を刺激する単語ランキング5選
さて、国語のテストと呼ばれる企業経営理論だが、経済の専門用語は中二病心がくすぐられる響きの単語も多く、学習意欲が高まる。
そこで、「企業経営理論にまつわる中二病心を刺激する単語ランキング」を発表したいと思う。
※個人の見解です。
1位:クラウンジュエル
M&Aにまつわる単語。
企業にとって、敵対的買収をふせぐための作戦が4つある。「ポイズンピル」「ゴールデンパラシュート」「ホワイトナイト」そして、今回ランクインした「クラウンジュエル(王冠の宝石)」だ。
自社でもっとも魅力的な事業、資産、子会社を第三者に譲渡したり、分社化することで自社を魅力のないものにする(宝石を外す)…という意味。またその魅力的な事業・財産・子会社自体をクラウンジュエルと呼ぶことも。
M&Aにまつわる知識は、これまでのキャリアであまりなじみがなく、頭に入ってこなかったけど、この中二病ワード4つで一気にモチベーションが巻き返した。クラウンジュエルありがとう!
2位:サイコグラフィック基準
ターゲットマーケティングにおける市場細分化の基準。ジオグラフィック基準(地理的標準)、デモグラフィック基準(人口統計的基準)、行動変数基準、そしてサイコグラフィック基準である。
サイコグラフィック基準は、消費者の心理的な側面に焦点をあて、消費者の価値観やライフスタイルにより市場を細分化するというもの。
「サイコ〇〇」ってカッコよくない?と思うのは私がオタク文化をこなよく愛しているからなのも。
アニメの「PSYCHO-PASSシリーズ」や「『モブサイコ100』」とか、色々あるよね。
3位:デファクトスタンダード
事実上の業界標準のこと。これは単語というよりも、「俺の技術が標準~♪」という技術者たちのプライドが想像できるから好き。基本的に技術者を愛するタイプなんです。
4位:ドメイン
事業領域のこと。現在から将来にわたって、企業の事業をいかにあるべきかを明示した生存領域。
一見ありふれている単語かもしれない。
しかし、先日、プロブロガーのまえちゃんによる「さよなら。プロブロガーという働き方。3年やった「好きを仕事にする」を辞め、ぼくは台湾で働くことにした」という記事を読んで、「なるほど、『プロブロガー』という物理ドメインから『台湾の魅力を伝える』という機能ドメインへ移行したんだなぁ」と感動したので、4位にランクインした。
5位:バーンズ&ストーカー
組織構造のコンティジェンシー理論にまつわる用語。組織構造を機械的システム、有機的システムに分け、前者は安定的環境条件に適し、後者は不安定な環境条件に適するとしたもの。
なんとなくカッコ良いのでランクイン。トムとジェリーみたいじゃない?
■まとめ 1/4~1/8の進捗
・スピード問題集44~79/86~120まですすめる。
・これにて、TACのスピードテキスト「企業経営理論」一週目終了。
■次は財務・会計に着手するよ
エアゾールさんのブログ「中小企業診断士|独学におすすめの勉強スケジュール〔初学者〕」にしたがい、次は財務・会計への対策をすすめたい。
この科目、絶対ヤバい。なぜなら、私は、計算が大の苦手だから。専門学校時代の、簿記の授業もブッチしたくらいだ。もともと適性が無いから、知恵を出して乗り切るしかない。
高校時代、サイン・コサイン・タンジェントの試験で100点満点中9点を取った私は、どんな作戦を立てて、どうやって乗り切るのだろうか?っていうか乗り切れるのだろうか!?一番のがんばりどころ!えいえいおー。
Twitter:ぐーちゃん@「あなたも今日から、ひとり出版社!」note発売中!。好きな音楽のこと、ライター業のこと、勉強のことなどつぶやきます。