こんにちは、ぐーちゃん(Twitter: Tapitea_rec)です。
今回は、「ライバル研究に付き合って欲しい」というお悩みにLINEで答えていきますね!
※いただいたお悩みは、先方の了承の上公開しています。相談者様の了承なく、勝手に悩みを公開することはありません。
【相談者】ねこ大好きカメラマンさん・28歳・大阪在住
【相談内容】 アパレル業界から、フリーランスのカメラマンとして独立して数年。仕事も軌道に乗ってきたから、もっと個人で受ける仕事を増やしたい!だから、その第一歩として、ホームページを作っているけど、同業者のホームページを見ながら自分で作ってもなかなかしっくり来ないので、まずはライバル研究に付き合ってほしい。
そして、最終的には自分なりのサイトを作りたいから、初歩的なアドバイスはいらないよ。
承知しました!それでは、ライバルのホームページを教えてください。
「A写真館」「Bフォトグラフィー」「Cフォトスタジオ」です。(匿名)
なるほど…じっくり見て返信したいから、明日になっても大丈夫ですか?
大丈夫です!
お待たせしました!ひとまず、まとめて雑感を書いていきますね。
A 写真館
総合評価 3.5
【デザイン】★★★
親しみやすい感じ。地方都市のちょっとおしゃれな美容室。カット4500円みたいな雰囲気ですね(笑)
【文章表現】★★★
トップページに「関西中心に」とあるが、もうちょっと絞られるとなお良し。みんな、交通費とかの経費には敏感だから。→これまでの出張実績をマッピングしたら良さそう。
【自己紹介】★★★★
夫婦で笑顔の写真に親しみが持てる◎好感度は高い。性格良さそう。クセがなさそう。
【申し込みページ】★★★
料金システムの情報が詳しく乗りすぎていて、どこを見たらいいかわからない。読み手に不安を抱かせないことを優先させてる一方、わかりづらくなってしまっている。要領悪そうなイメージをもつ。私なら、最初に読者さんに見せる情報と、興味をもった情報を分けて書きます。
【ブログ】★★★
イメージがつかみやすい。人柄が伝わる。文章センスもそれなり。「中の中~中の上」の生活を送るユーザーにウケそうですね。
【総合】これを見て早速依頼したい!となるかは微妙。結局、この人には何が向いていて、何が向いていないかがわからない。もっと気持ちが盛り上がるコピーが欲しいです。
「Bフォトグラフィー」
総合評価4
【デザイン】★★★★
ザ・ワンランク上で、腕の良さそうなイメージがある。ママたちが集うこじゃれたカフェ。※スマホでの読み込みが遅くなってしまっている点が気になるかも。
【文章表現】★★★★★
お知らせのページに「ユーザーが知りたい情報」が詰め込まれている。「取材された人なんだ~」「無料プレゼントがあるんだ~」という感想を持つ→フォトグラファーとしての権威とお得さが一目でわかる構成になっていてヨシ。
【プラン】★★★★
言葉選びが良いですね。「ドキュメンタリータッチ」とか、言い表しにくいニュアンスを誰にでも想像できるレベルになっていますね。料金はちょっと高めの設定だけど、払う価値ありそう。
【総合】腕の良い人なんだろうな~とは思う。この人は、自分の価値を高く見せることに成功している。自信あるんだろうなという印象です。
Cフォトスタジオ
総合評価3.5
【デザイン】★★★
シンプル、プロフェッショナル、男性的。ちょっと敷居が高く感じる。デザイン自体は良くも悪くもないけど、写真が良いからいいのでは。
【文章表現】★★★
男性的で、無駄な情報が無いところが良い。その分少し無機質な印象もあるが、信頼はできそうかも。
【プラン】★★★★
明朗会計ですね~ 以上でも以下でもないですね笑 法人のお客様にはウケそうだけど…!個人のお客様はどうなんでしょうか。
【総合評価】法人で、なおかつ近いならお願いしたいと思うかもって感じ。(個人の立場でここにお願いする理由ってあるのかなぁ。)
ここまで書いてもらえると思っていなかった。ありがとう!
たかがホームページとはいえ、「誰に届けたいか」「最終的にどうなって欲しいか」「どんな自分を出したいか」という本質を実現していくことが、重要な気がします。
どんな自分か…最近ね、何か最近 子どもの七五三撮影したんだけどね(元々子どもがメイン)、明らかに他の人とは違う手ごたえがあって。
ふむふむ それってどんな手ごたえなんですか?
絶対写真を撮らせてくれない子だったんだよ 主役の3歳の女の子がね。だからそもそも写真撮れるか?から親御さんは始まってたんだけどね きっと数枚撮れればなって思ってたんだと思う。が、実際200枚撮影できて。
えー、すごい!
もちろん泣かせもせず、笑顔もあり、あー 後でその時の写真見せるね
みたいみたい!
だから 今まで私が当たり前のようにやってたんだけどー…すごく単純なんだけど 私何やっても 他の人より元々打率?能率が平均以上で何故かこどもだと さらに能率が上がるっていう謎仕様。きっと好きだからなんだけど。
で、つまりー…ねこ大好きカメラマンさんが、これまでに見てきた同業のWebサイトでは、その味が引き出せない。だから、何を作っても「何かが違う」となってしまうんですね。みんなありきたりな言葉を使うから、たとえば、ねこ大好きカメラマンさんの良さをありきたりな言葉にあてはめると「笑顔を引き出す」とかになっちゃう。そこで、「なんかぢがう゛ぅぅぅ!!!」となるのではないでしょうか。
それや!!
それなんや!!!
確かにその言葉で片付いちゃうんだけど
引き出し方が他の人と全然違うの。
笑 ちなみに、こども以外だとどうなんですか?
笑顔が多い。ってか 笑わせるし笑われる(良い意味で)基本 アットホーム寄りかな?
なんとなくだけどー・・・・ブランディングを、一般的な「フォトグラファー」に寄せるよりも「相手の本来の持ち味を引き出す写真技術(仮)」がわかるようなコピーを書いて、そこで集客に繋げるというのが、アリな気がする。
僕も同じ意見です。既存のフォトグラファー(技量推し・写真理論推しなど)とはちょっと別がいいかなって
それから、これは、まじでその先、の話なんですけど、ホームページが完成した暁には、カメラマンの経験をコラムにして、Webメディアで連載を持って、更に集客に繋げる というのもアリですよね。それで、絶対集客ができるとは限らないけど、お客さんに出会う作戦は一つでも多く打った方が良いと思う。
それ、いい!
ねこ大好きカメラマンさんの良さって、もともとアパレル系出身だから、サービス業の目線があるということだと思うんですよ。だからそういうものをアピールしていかないと。
そうかも!たとえば、プロのフォトグラファーはストロボを使うけど、僕は自然の光で元々やっているからね。
まじで、話聞いているだけでコラム書けそう。ゴーストライターにすらなりえる。ちょっとコラムの企画書作ってみるね。
企画書できましたー!<先方のご希望により、企画書の内容は伏せさせていただきます>
仕事はやいw
企画立てるの大好きですから!
あの、ホームページが似たり寄ったりになるのは、ある程度仕方がないと思うんです。でも、プロの技術を「一般人にもできるレベルに落とし込む」ことで、それは素晴らしい情報になるんですよ!というわけで、今回は先の話までしたけど、どう?ホームページを作れそうですか?
時間はかかるかもしれないけど、良いものが作れそう!
ありがとうございます!!また何かあったら相談してくださいね!
はーい!ありがとうございました!